いらっしゃいませ ようこそ大脇昆布へ

 この度は、ご訪問いただき誠にありがとございます。

能登半島の中心にある【能登町・のとちょう】の小さな港町・宇出津で昆布の加工・販売をしております。

 

はじめに、石川県能登町を紹介いたします

 

能登町は富山湾に面しており波も穏やかで、海・山の幸も豊富で自然環境にもめぐまれています。

春は山菜、夏はさざえ、秋はきのこやあおりいか、冬は寒ぶり!!

と一年をとおして美味しいものに恵まれた地域です。

また宇出津(うしつ)と言えば、最も有名なのが『あばれ祭り』です。(毎年7月第1金・土曜日開催)

石川県無形民俗文化財となっており、高さ7mのキリコ40数本が松明の火粉の中を乱舞し2基の神輿を海や川、火の中に投げ込んで暴れる勇壮なまつりです。この祭りが能登で一番はじめに行われる祭りでこれを皮切りに能登の各地で祭りが行われます。練り歩くキリコの数は石川県1番です。

祭りの際には『よばれ』といわれる風習があり、各家庭ごとにご馳走を用意しお客様をおもてなしします。その席で必ずと言って言いほど並ぶのが昆布巻きです。

昆布巻きを言えばお正月に食べるイメージですが、1年を通してスーパーの惣菜コーナーにも昆布巻きがあり昆布は

地域食として根付いています。

 

大脇昆布の歴史について

 

法人として創業したのは昭和63年ですが、能登で昆布を削りはじめたのは昭和53年からです。

先代が丁稚奉公という形で福井県敦賀市で、『昆布削り職人』としておぼろ昆布を削る修行し20年以上技を磨き、現社長が小学4年生の時に親が住む能登町へ戻ってきて生業としました。

多い時には7名くらいの職人が昆布を削っておりましたが、昆布削りはとても根気がいる作業で一人前の仕事ができるようになるまで3年から5年はかかるためなかなか若い職人が育たず高齢化が進み、今では1人で削っております。昆布手削りというと、福井県敦賀市や大阪府堺市が有名ですがそこでも職人の減少が深刻な問題となっているようですがその伝統の技を守り続けることも私たちの大事な事業だと考えています。

 

大脇昆布の想い

 

昆布というと・・・なんとなく体にいいとは思うけど、

食べ方がわからない、地味、価格が高いといったイメージがあり、最近では食卓から遠のいているのが現状です。

毎日の料理にちょい足しで美味しくなり、まさにジャパニーズスーパーフードなのですがその認知度は低いです。

 

~削りたての昆布を食べてほしい、もっと昆布について知ってほしい~

 

でも忙しいお母さんや働く女子の手間は少なくしたい!という想いをもって手軽で使いやすい商品の開発に取組んでおります。

私も働く母の一人として、またいつまでもキレイでいたいと思う女性として、美味しい楽しい昆布のある生活の提案やお手伝いが出来るように日々勉強中です。

 

最後になりましたが、このホームページはまだまだ成長途中です。

読みにくい箇所もあると思いますが、こちらもあわせて日々勉強中でございますので何卒お許しくださいますようお願い致します。

また皆様のご質問などにもお答えさせていただきますので、お気軽にお問合せくださいませ。

 


守り続けたい伝統の技『手削りのおぼろ昆布』

私たちは20年以上全国の百貨店の物産展に出向き『手削りおぼろ昆布の実演』を行ってきました。

職人になるためには昆布を削れるようになるだけではなく、包丁の砥ぎや手入れが出来なくてはなりません。

そのため一人前の職人になるには3年から5年はかかります。ずっと同じ姿勢で削るため根気がいる作業でるので全国的に職人は大幅に減少しているのが現状です。

職人が減少してきているのは一人前になるまでに時間がかかるからでしょうか?根気がいる作業だからでしょうか?

理由はそれだけではないと、私たちは考えています。

現代の食生活に昆布を食べる機会が減っているからです。つまり昆布の需要が低下していることも職人減少の要因だと思います。

 

だからこそ守り続けたい伝統の技

 

『手削りおぼろ昆布の技』を通して、実演販売や昆布削りの体験をしてもらい”こんな風におぼろ昆布って作られるているのかぁ”って知って頂くことでもっと昆布を身近に感じてもらいたい。そこから改めて昆布のおいしさや手軽さに気づいてもらえる事が私たちの喜びであり、目標でもあり、伝統の技を守り続けていく理由でもあります。