昆布の成分について
こんにちは。本日もご訪問ありがとうございます。
9月になったのに真夏のような暑さが続いてますね
でも気が付くともう日が沈む時間が早くなりました
もう18時30分過ぎると真っ暗です・・・
暑いのは苦手だけど夏が終わるのがさみしくも感じます
季節の変わり目は体調を崩しやすいです
皆様も気をつけてくださいね
さて本日のテーマ
うま味の相乗効果
え・・・
どういうこ?!って感じですよね(笑)
昆布にはうま味成分が含まれていることは
大体の方はご存知だと思います
私たちが普段から口にする様々な食品にも
うま味の成分含まれています。
代表的なうまみ物質の中に
グルタミン酸
イノシン酸
グアニル酸
などがあります
どんな食品に含まれているかざっくりとご説明すると
グルタミン酸・・・・昆布やチーズ、味噌、醤油、大豆、ねぎ、たまねぎや野菜類
イノシン酸・・・魚や肉類
グアニル酸・・・きのこ類(干ししいたけ)など
単独でもうま味を感じることができますが
このうま味物質は組み合わせることで
より強くうま味を強く感じることができるようになります
これを「うま味の相乗効果 」をいいます。
たとえば・・・
和の出汁・・・昆布(グルタミン酸)・鰹節(イノシン酸)・しいたけ(グア二ル酸)
洋の出汁・・・野菜(グルタミン酸)・肉類(イノシン酸)
中の出汁・・・しいたけ(グア二ル酸)・肉類(イノシン酸)
うま味の成分は1960年に発見されたそうですが
それよりもずっと前からうま味の成分は料理にしっかりいかされてきました
うま味の相乗効果に気が付いてくれた先人に感謝ですね
さてうま味成分について大体ご理解頂けたましたか?
で、なんで本題「昆布はママの味?」です
昆布に含まれるグルタミン酸は
私たちがこの世に生まれてきて初めて口にする
うま味成分なのです。
初めて口にするもの??
もうお解かりですよね
そう!母乳です!!!!
生まれて初めて出会う、うま味は母乳なのです
このグルタミン酸には精神安定の効果もあるそうです
出汁の効いたみそ汁を飲むとなんだか
「ホッ」とするのはここに繋がるのかもしれませんね
ん?ということはグルタミン酸=母乳なら
出汁を飲んだときにホッとできるのは世界共通なのかな?
今後の実験課題です(笑)
本日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
参考資料(日本うま味調味料協会)
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